事業所避難訓練を実施しました

２０２５年１１月５日（水）に南海トラフ地震を想定した県内一斉シェイクアウト訓練を中心に、通報訓練、火災避難訓練、そして所内連絡網を活用した安否確認を実施しました。

当日は、防災ラジオの音声にトラブルがあり、開始時間の把握が難しい場面もありましたが、避難行動は全体的にスムーズに進められました。通報訓練や安否確認も予定通りに完了し、参加者の協力体制が確認できました。

今回の訓練を通じて、いくつかの課題も見えてきました。
負傷者発生を想定した救護物品の備えを事前に整えておくこと、日頃から「とっさに落ち着いて行動する」意識づけを行うこと、防災設備周辺を常に整理しておくチェック体制の構築、さらに入浴やトイレ介助中の避難対応を想定したマニュアル整備などが挙げられます。

今後に向けては、不審者対応訓練の実施や、水害を想定した垂直避難訓練の導入も検討していきたいと考えています。
訓練後の振り返りを重ねることで、より実践的な防災体制を築いていくことを目指します。